
平成27年度遮熱効果の実験状況写真です。

7月31日の快晴で正午過ぎの写真です。
平成27年沖縄気象台那覇市の全天日射量(MJ/㎡日)のデータでは
7月30日が28.77MJ/㎡日で、31日は28.70MJ/㎡日
翌8月1日は27.35MJ/㎡日と3日連続での強い日差しあり、夏季に
強い日差しを受ける沖縄県地方でも、めったにない気象条件でした。
3日連続で無対策の屋根スラブ表面温度は、50度を越していました。
そこで、3日間の各遮蔽材の遮熱効果をグラフにし、又、3日間の平均値
のグラフも作ってみました。

7月30日の外気温及び各遮蔽材の屋根スラブ表面温度のグラフです。

7月30日の外気温を基準にした時の各遮蔽材の屋根スラブ表面温度のグラフです。

次に7月31日の外気温及び各遮蔽材の屋根スラブ表面温度のグラフです。

7月31日の外気温を基準にした時の、各遮蔽材の屋根スラブ表面温度のグラフです。

同じく8月1日の外気温及び、各遮蔽材の屋根スラブ表面温度のグラフです。

8月1日の外気温を基準にした時の、各遮蔽材の屋根スラブ表面温度のグラフです。
いづれのグラフでも無対策の温度は南中時刻過ぎから午後3時の時間帯に
強い日差しを受け、屋根スラブ表面温度は50度を超えています。
外気温を基準にした時の温度でも
無対策は外気温と比較し約17度以上の差が開いています。
無対策と遮熱塗料は、温度は違いますが似たような曲線のカーブを描き
遮熱ブロック、断熱材、バラスの屋根スラブ表面温度は日差しのある時間帯
では2度ほどの違いで似たような曲線のカーブを描いております。

7月30日から8月1日までの屋根スラブ水平面(無対策の表面温度)
及び東壁面、南壁面、西壁面の平均値の温度です、当たり前のことですが太陽の高度が高いため南壁面は強い日差しが当たらず、逆に水平面は
大きな日差しを受け、コンクリートは高い温度で蓄熱をしています。
ちなみに、この3日間の南中高度は平均で82.2度と高い高度です。

7月30日から8月1日までの各遮蔽材の屋根スラブ表面温度の平均値のグラフです。

同じく7月30日から8月1日までの外気温を基準にした時の
各遮蔽材屋根スラブ表面温度のグラフです。
前述のように、無対策と遮熱塗料は温度は違いますが似たような
曲線のカーブを描き、遮熱ブロック、断熱材、バラスの各表面温度は
日差しのある時間帯では2度以内の範囲で、同じような曲線の
カーブを描き、唯一遮熱ブロックは午後の1時までは外気温以下で
無対策との温度の開きは16.7度となっています。

遮熱ブロック経年変化のグラフですが、タイムラグありますので温度の
ピークは午後の4時から午後の5時の時間帯で、6年前に製造されました
遮熱ブロックと今年に製造されました遮熱ブロック2との温度差は
0.2度で経年変化による品質の低下はあまりございません。

平成27年11月27日の外気温及び、各遮蔽材の屋根スラブ表面温度のグラフです。

11月27日の外気温を基準にした時の各遮蔽材の屋根スラブ表面温度の
グラフです。
11月27日の沖縄気象台那覇市の全天日射量は3.87MJ/㎡日とかなり低く
沖縄地方の年平均気温は22度ですので、中間期の気温と考え
グラフを作ってみました。
各遮蔽材の中で、断熱材屋根スラブ表面温度は1番高く
外気温と比較し午後6時半では4.5度と高く無対策と比較しても
3.7度高くなっています。
遮熱ブロックとバラスの屋根スラブ表面温度は外気温と比較した時
約2度ほどの高い温度で推移しています。
これから沖縄地方は2月にかけて短い冬季をむかえますが
引き続きデータを取得していきたいと思います。
又、次年度はバラスの厚みを変えたり、遮熱ブロックの配置の方法
変えるなどして、より効果的な夏季の屋根スラブの遮熱対策を
今後の検討課題としていきたいと思います。