
平成28年度遮熱効果の実験状況写真です。
6月22日に設置を完了致しました。
左下から、無対策、白の遮熱塗料、40mmのバラス遮熱ブロックAモデルは50mmの断熱材と平板ブロック
の上に遮熱ブロックを敷き込みました。
遮熱ブロックBモデルは7年前からの同じ設置方法です。
遮熱ブロックCモデルはブロックとブロックの間隔をあけて設置を致しました。


50mmの断熱材と平板ブロックの上に遮熱ブロックの敷き込み状況写真です。


今年の実験では40mmのバラスの厚さは150mmです。

遮熱ブロックCモデルは、ブロック下部の通気層の換気を考慮しブロックとブロック間隔をあけて設置を致しました。

翌、6月23日はとても暑くて日差しが強く、快晴でしたのでデータを取りグラフを作ってみました。

6月23日の屋根水平面(無対策)及び各壁面温度のグラフです。
毎年のことですが、屋根水平面が一番大きな日差しを受けています。
午後2時では屋根水平面の温度は51.5度で、大きな値です。
次に東・西壁面とつづき、南の壁面では緯度が低いため日差しをあまり受けてはいません。

23日の水平面における各遮蔽材の屋根スラブ表面温度のグラフですが、午後の2時における屋根水平面の無対策と、遮熱ブロックAモデルとの温度差は19.9度と大きな開きがあり、又、遮熱ブロックBモデル及び、遮熱ブロックCモデルでも外気温以下か、プラス1度以内で推移しています。
又、無対策の日較差は19.8度で、遮熱ブロックAモデルでは0.4度しかありません。

23日の外気温を基準にした時の、各遮蔽材の屋根スラブ表面温度ですが、特に、遮熱ブロックAモデルでは、大きな日差し受ける午後の1時から3時の時間帯では外気温と比較し、約マイナス3度で推移しています。

6月19日の実験状況写真ですが(平成27年度の実験状況)、この日もとても暑くて日差しも強く、今回の実験と比較をするため、グラフを作ってみました。

6月19日の屋根水平面各壁面温度のグラフです。

6月19日の各遮蔽材の屋根スラブ表面温度のグラフです。

6月19日の外気温を基準にした時の各遮蔽材の屋根スラブ表面温度のグラフです。
今年の実験では、バラスを150mm、断熱材と遮熱ブロックの組み合わせ及び、遮熱ブロックの設置の方法を変えるなどしての実験ですが、それぞれに、改善の効果があるように思います。
前回の実験と比較をしながら、これからの3か月間データを取りますが、夏季の長い蒸暑地域の沖縄県において晴れた日のRC造の温熱環境改善として、いろいろなの手法を用いた日射遮蔽(シャヘイ)対策は、とても大切なことのように思います。