平成29年度遮熱効果の実験梅雨入り前後のデータ

平成29年度の遮熱効果の実験状況写真

昨年度と同様な実験状況写真ですが、今年も同じく実験項目として

  1. 屋根水平面(無対策)・東・南・西の各壁面及び各壁面の窓ガラスの温度
  2. 白の反射塗料
  3. 厚さ150mmのバラス(最大寸法40mm)
  4. 断熱材厚さ50mmの上に遮熱ブロックAモデル
  5. 8年前から設置の遮熱ブロックBモデル
  6. 遮熱ブロックの設置方法を変えてのCモデル

以上6項目の実験で梅雨入り前の5月4日のデータと同じく梅雨入り後5月13日のデータを取りグラフ化しました。

平成29年度遮熱効果の実験梅雨入り前後のデータ

5月4日のデータですが、屋根水平面の無対策の表面温度が最も高く次に西壁面・東壁面・南壁面となり透明な窓ガラスの温度も西・東・南の順で高くなっていて躯体のコンクリートとガラスの温度特性が表れています。

沖縄気象台観測の4日の那覇での全天日射量は26.31MJ/㎡日で、とても大きな日差しを受けています。

ちなみに、単位の換算で1MJ/㎡は0.2778kwh/㎡ですので4日では26.31×0.2778≒7.3kwh/㎡と大きな日差しを受けています。

平成29年度遮熱効果の実験梅雨入り前後のデータ

5月4日の屋根水平面の無対策及び各遮蔽材の屋根スラブ表面温度のグラフですが、午後2時半では無対策と遮熱施工Aモデルの屋根スラブ表面温度の温度差は20.9度と大きく、続いてBモデル及びCモデルも無対策と比較して19.7度と大きな開きです。

平成29年度遮熱効果の実験梅雨入り前後のデータ

4日の外気温を基準にした時の無対策と各遮蔽材の屋根スラブ表面温度のグラフですが、遮熱施工Bモデル及びCモデルは午後の4時半までは外気温以下で、その後プラスマイナス1度の範囲で推移し、Aモデルはほとんどが
外気温以下で、日較差も1.6度と小さな値です。

平成29年度遮熱効果の実験梅雨入り前後のデータ

沖縄地方は13日に梅雨入りをしましたが13日の屋根水平面・各壁面及び各面窓ガラス温度のグラフです。

13日の全天日射量は3.17MJ/㎡と小さな日差しです。

平成29年度遮熱効果の実験梅雨入り前後のデータ

13日の無対策及び各遮蔽材の屋根スラブ表面温度のグラフです。

平成29年度遮熱効果の実験梅雨入り前後のデータ

13日の外気温を基準にした時の各遮蔽材の屋根スラブ表面温度のグラフですが温度の違いはありますが皆同じ様な波形をしています。

唯一遮熱施工Aモデルは一日を通して外気温以上で外気温と比較し最大で3度のプラスの開きがあります。

屋外での実験ですので、いろいろな気象条件に左右されます。

当たり前のことですが、日差しのある無でデータは変化致します。

これから梅雨が明け夏本番に向かいますが、費用対効果や耐久性も考慮してこれからもデータを取り続けていきたいと思います。

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